2025年04月03日
SS「黄蓮寺の女戦士 -真昼編- act.8」

Akari Yotsuba(1998/04/17)
前回のact.7で黒幕の宇斉瑞姫(うざい みずき)を捕捉したので、今回で真昼編が終焉と成り、act.9からははぐみ編をお送り致します。
Season2のメインキャラは澪ちゃんかあかりちゃんの何方かにする予定ですが、其れと並行する形でキャラ紹介の記事を書いてしまおうと思います。
キャラ紹介の記事では、オリジナル版とのキャラ設定の違いやプロフィール等も書く予定ですので、もう暫くお待ち下さい。
其れではact.8、真昼ちゃんの報復第一波が終焉を迎えます。( ↓ )
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~前回の続きから~
真昼「アンタに対して、此の様な事を言ふ日が来るとは思わなかったけど...」
真昼「どう? 自分の家や仲間を何一つ残らず全て失った感想は。」
瑞姫「ぐぬぬ...。アンタ、小日向のお嬢様と手を組んで居たとはね...。」
瑞姫「まんまと一杯喰わされた気分よ!!」 ムキーッ
つかさ(筆者)「前々から貴女はとても重要な事を忘れて居りますの。」
つかさ(筆者)「其れは人を思い遣る心と、異常の定義についてですわ。」
真昼「当時から此れが物凄く欠けてて、其の分、私への嫌悪と憎悪が酷かったけど。」
夜空「貴女も真昼様と同様に、何かしらの心の闇の存在が有るかと存じます。」
瑞姫「し、知らないわ。其の様な事...///」 プイッ
鐘音「But, 人を貶めてマウントを取る事にしか能の無い貴女は異常デース!!(怒)」
瑞姫「どれだけ異常だって言ふのよ!!」
鐘音「存在自体が異常デース!!」
瑞姫「はぁぁぁぁっ!?」 パーンチーングコーング
つかさ(筆者)「其の手の方々は、将来的に必ず痛い目に遭われるのも事実です。」 キリッ
つかさ(筆者)「もし御要望で或れば、貴女の弛んだお尻に鞭を与える事も可能ですが?」
瑞姫「余計なお世話よ!!」
鐘音「成らば、こっちを向いて下サーイ!!」
瑞姫「ちょっと!! 此れからアタシをどうする気なの?」
カチャッ(←M9A1を構えた音)
真昼「何か言い残したい事は有るかしら?(怒)」
夜空「貴女を黙らせる前に一つだけ御要望を聞いて差し上げますわ。」 ゴゴゴゴゴ...
瑞姫「分かったわ。ちょっと、親に合わせてくれる?」
つかさ(筆者)「自身で反省する気も無く、尻尾を巻いて逃げ果せようとでも!?」
真昼「飛んだ腰抜けのクソアマね。転生して出直して来なさい!!」
バァーン!! (←銃声)
~1時間後~
真昼「此れで、漸く終わったのね。」
つかさ(筆者)「ええ。此れ以上、嫌悪と憎悪に悩まされる心配も御座いませんわ。」
夜空「自身の報復の為に戦った貴女は、もう立派な一人の戦士ですわ。」
鐘音「諦めずに此処迄耐え抜いた真昼はExellentデース。」
真昼「瑞姫達の情報を差し出した貴女の御姉さんにも感謝しなきゃね。」
つかさ(筆者)「ですが、本人にキチンと報復をしたのは貴女自身。」
鐘音「Friendsとして、私も見習わなくては...。」
夜空「御姉様と同じ使命を果たせたお嬢様もご立派でしたわ。」
真昼「そう言えば、貴女を苛めて来た子達にはどうやって報復したの?」
つかさ(筆者)「先程の貴女と同様、御姉様が連れて来た子に自ら手を下しましたの。」
真昼「そう...。貴女と私、同じ境遇の者同士、似た様な戦い方で...。」
つかさ(筆者)「けれど、此処で終わりでは無いわ。」
つかさ(筆者)「一通りの報復が済んだら、今度は自身の輝かしい未来の為に戦うのよ。」
夜空「自身に起こりうる問題は未来にも沢山有りますから。」
鐘音「本当に意味でのアメリカンドリームとは何なのかを一緒に考えませう!!」
鐘音「此処はアメリカでは無いデスが。」
一同「ははは...(笑)」
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~真昼編 Fin~ はぐみ編に続く
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