SS「黄蓮寺の女戦士 -あかり編- act.15」

アン

2025年04月17日 17:00

Marshall Grace(1999/01/17)

act.14の終盤の書き方が悪かった所為で、「あかり編はもう終わりか?」と思われる様な内容と成りましたが、まだまだ本編は続きます。

悪までも、四和田くんの苛め問題が解決されただけで或り、あかりちゃんサイドの問題が未解決なので、キチンと白黒付ける所迄書かせて頂きますよ。

成り行きは完全に私の気分次第ですから、如何成っても...ね?

---------------------------------------------------------------------------------------

2014年4月12日(土) ~と或る綺羅急電鉄の駅にて~


真昼「もうそろそろ通りそうね。」

澪「何てったって、大人気鉄ドルの"ぱな"の固有車が綺羅急電鉄所属に成るんだもん!!」

鐘音「カメラの準備はバッチリ決まってマス!! 」

夜空「お嬢様、カメラのセッティングが完了致しましたわ。

つかさ(筆者)「ご苦労様、此れで邪魔さえ入らなければ...(フラグ)」

あかり「其処に集まって何してんの~?」

真昼「またお前か、あかり!!(怒)」

澪「今度は何をしに来たの!?」

あかり「ヲタ共が挙って写真撮影ですか~? キッモーイ!!(煽り)」

真昼・澪・鐘音「此奴...!!」 パーンチーングコーング

つかさ(筆者)「黄色い線の内側から出て居りますわ!! 早くお下り!!」 アセアセ

あかり「あっはは。面白いから動画撮っちゃお!!」

接近放送「間も無く、2番線を列車が通過致します。」

夜空「列車が近付いて居りますわ!! 動画撮影は後にして下さいまし!!」 アセアセ

あかり「うぇ~い!! 此奴等の邪魔したろ。」

撮り鉄A「おい!! 邪魔だ!! 退けよ、ボケ!!(怒)」

撮り鉄B「ふざけんな!! カネ目的か、此奴!!(怒)」

パーン!! ファァァン!!(←電子警笛+AW-5エアーホーン)

あかり「うわっ!! (←轢かれた)」

キィィィィッ!! (←非常ブレーキ音)

真昼「やってくれたわね。此奴。」

澪「絶対カネだよ、此れ。」

撮り鉄A「皆で協力して、裁判で賠償請求出来る様にしませう!!」

運転士「うわぁぁ、やっちゃった!!」 ガチャッ

運転士「大丈夫かな? エアーが抜けてないか、先に確認しなきゃ。」

あかり「ちょっと待ちなさいって!! 他にやる事が有るでせうが!!(怒)」 ズルリ

鐘音「(何故生きて居られるのデスか...)」

夜空「(銃弾には耐えられない筈ですのに...)」

澪「(全く、此のアフォの行動には呆れさせられるわ...)」

つかさ(筆者)「ちょっと、其処の朴念仁を引き連れて本社迄向かって頂戴。」

つかさ(筆者)「指令には私から直接伝えといて置きますから。」

運転士「分かりました、つかささん。安全確認したら直ぐ出ます!!」

真昼「ズルいわよ、あかり!! アンタだけ先に此の車両に乗せて貰えるだなんて。」

撮り鉄B「全く、羨まけしからん!! 」

澪「今ので彼奴の事、もっと嫌いに成ったわ。」


~数日後~


岩城先生「Hey, あかりハニー!! どう言ふ事だ!! 詳しく事情を聞かせるんだ!!(怒)」

音羽先生「生徒指導室にいらっしゃい。話は其処で聞かせて貰うから。」 ゴゴゴゴゴ

あかり「(早速、北神先生の厳しいお叱りが私に...!!)」

真昼「言わん凝っちゃ無いわね。」

澪「因果応報って、此の事を指すんだよね。」

諫「(増々お先が真っ暗じゃないか、あの子...!!)」

夜空「オマケに、綺羅急が提示しようとして居る損害賠償額は最低億単位でしてよ。」

つかさ(筆者)「現場に居合わせた方々への慰謝料も含めると、トンデモな額ですわ。」

鐘音「デスが多分、賄賂とか使って逃げそうなのデース。」

真昼「瑞姫の時程、簡単には行かないでせうね。」

???「だから先生は試験の面接時に此の子を入れない様に言ったのよ。」

一同「伊織先生...!!」

伊織先生「教頭先生の言ふ通り、持ち前の元気さだけは完璧なのにね...。」

愛「私にも下ネタばっかり言って来るし、其れ以外は絶望的だよね。」

キーンコーンカンコーン(←学校のチャイム)

伊織先生「じゃあ、今日から暫くは私が代わりにHRをやってあげるわね。」

一同「は~い!!」

---------------------------------------------------------------------------------------

act.15でもあかりちゃんは相変わらず、問題ばかり起こしてますね。

自分でも気付きませんでしたが、あかりちゃんのポジションが段々とこち亀の両さん側に寄って行ってますね...。

「また、お前か!!」と怒られる辺り、確かに似て居る様な...。

act.16へと続きます。

関連記事